転職するタイミング・・・時期とキッカケ

転職するタイミング・・・時期とキッカケ

転職に有利な時期と不利な時期

有利なのは「2月・3月、そして8月・9月」と聞いたけど、本当なのですか? 

有利、不利は確かにある。しかし、チャンスが来たら、転職活動をスタートたほうがいい。

人間関係に疲れた時など「会社変わろうかな」と思うことがあります。誰にでもあることです。

例えば
上司から「ここが務まらないようでは、どこへ行っても仕事ができないぞ!」と言われ、転職を我慢していた。あるとき、実は自分の会社が有名なブラック企業だと知った。

こんな時、「今まで上司に洗脳されていた。もう、会社を変わろう」と思います。ブラック企業だと知るのが、いつも2月・3月とか8月9月とは、限りません。

そこで今回「転職するのに有利な時期と不利な時期」「誰にでもある転職を決意するきっかけ」について書くことにしました。

これを知っていると、転職行動を開始するとき、「無用なブレーキ」に悩まなくなります。
また「私の転職動機は誰にでもあることだ。転職を考えるのは当然のことだ!」と正々堂々と転職へ踏み出すことができます。

時期に「それほど関係はない」とはいえ、「何月頃が有利か」やっぱり気になる。

結論から言うと
求人と時期はそれほど相関関係はありません

それでも、敢えて言うなら、傾向として、2月・3月に新年度に向けて求人が増える。
8月・9月に下半期に向けて求人が増える。

このように言えるかも知れません。

しかし実際には、その間の時期でも求人は結構あります。
例えば新規プロジェクトや急な退職者が出た時には、即戦力ある求人が増えます。
こういう求人要求は時期とは無関係です。
また営業・技術職も時期とは関係なく求められます

ですから、何月がいいかと考えるよりも、

「自分にとって最適のタイミングはいつか」を考えて、スタートした方がいいです。

よくある最悪パターンは、
「どうしようか」とか「いつがいいかな」と迷っているうちに、次第に追い込まれてしまうパターンです

余裕がなくなると、ロクなことがありません。

早め早めに手を打ったほうがいいです。

年齢的にはどうか

入社一年未満

「しまった!この会社はブラックだ」と気づいたら、すぐに逃げましょう。

ネットで調べたり、自分が持ってる情報網を使えば、割と簡単にブラックかどうか気がつきます。
自分だけの判断でブラックかどうかを見極めるのは、止めた方がいいです。
また「我慢強さがないと疑われる可能性」がありますが、「石の上にも三年」という前時代的職人の価値観に縛られ、タイミングの逃すほど馬鹿げたことはありません。

さらにあくどい上司になると、「ここでガマンできないようでは、どこに行っても使い物にならない」とかいって、脅してきます。脅しに屈することはありません。
ネットで調べ回って下さい。上司の個人名を調べると、退職者がこっそり書き込みしたりしています。

社会人三年まで第二新卒

企業は、一通りビジネスマナーは身についていると考えます。それにまだ伸びしろが十分にあると期待しています。
だから厳しい即戦力性は要求されません。

しかしそのぶん早く戦力になるように「ハードな頑張り」が求められるでしょう

社会人五年以上

ある程度スキルを積んだ頃なので即戦力への期待がかかります。

そのため転職においては次のような質問がなされます。

★何をしてきたかが問われます。
前の会社で一つでも具体的実績を残している人が有利です。それが実力の証明になります。目に見える成果が必要なのです

★苦労した点とそこをどうやって乗り越えたかが質問されます

★その経験をこれからの会社にどのように活かしていくかも問われます

転職の可能性があるという場合、早い段階から目に見える実績を積み上げておきましょう

30代

30代前半では即戦力が正面から求められます。同時に少しずつマネジメント能力も求められ始めます

30代後半になると、重点がマネジメント能力に移ります

40代

マネジメント能力そのものが要求されます。
能力を証明する具体的な事柄を獲得してください。

第三者が見て納得する客観的事実が欲しいです。

年齢制限はあるか

法律的には年齢制限をしてはならないことになっています。
しかし企業としては、中堅とか若手を中長期で育てたいと思っています。

そのため年齢が上がりすぎると、企業の要望に合致しにくくなります。つまり転職するのに何年もウダウダしているのはまずいです。時間は転職者の味方にはなりません。

転職のきっかけ

多くの人はどんなことをきっかけに転職を考えるのでしょうか。
「色々ある」と言われますが、実は大体みんな共通しています。
次のようなことが転職のきっかけになっています。

昇格の見込みがない

このままずっとこの会社にいても昇格の見込みがない。それなら他の所で大きく羽ばたきたい。
そう思うのも当然です。
「今の会社は昇格のチャンスが少ない会社なのか」を会社の先輩に尋ねてみるのも良いでしょう。

上司との人間関係がうまくいかない

「上司との人間関係がうまくいかない」というのも転職のきっかけとして、多いです。
だから、「そんなことで仕事を変わるなんて、いいのだろうか」と、迷う必要はありません。

なにしろ、相性が悪いものはどうしようもありませんから。
とはいえ、「相性が悪い」と結論付ける前に、もう一度今までのことを思い返してみてください。

こう考えてみましょう。
あなたのような人が あなたの部下になったとしましょう。
上司であるあなたは、どのような気持ちを持つでしょうか。
あなたが上司に対してとった態度などを、具体的に考えて下さい。
そのとき、上司であるあなたは、どんな気持ちになり、どんな行動をとるでしょうか

「それでもやっぱりあの上司がおかしい」と思うなら、あなたと親しい(言いにくいことでも言ってくれる)友人に「こんなとき、普通、上司の気持ちはどうなるのか」を尋ねてみてください

なぜこんなことを言うのかというと、
ここで判断ミスをすると、次の会社でも同じようなことになるからです。
自分に修正すべきことがあれば、修正した方がいいです。

もう少し突っ込んで言うと、
「キャリアアップを狙って転職する」という積極的な理由での転職なら、転職する方向で考えた方がいいです。
しかし「ここが嫌だから」という消極的な理由での転職なら、転職しない方向で考えた方がいいのです。

「それでもここにはいたくない」と思ったら、迷わず行動を起こしてください。

途中で、状況が変わったとしても、良い条件を出されたとしても、動き出したらもう戻ってはいけません。
戻ってもロクなことにはなりません。

こういう時のために、普段から「実力をつけ、目に見える形で実績を積み上げていく」ことが大切です。
着々と資格も取得しておいてください。
転職成功の最大のポイントは「証明された実力」なのですから。

会社の先行きが不安

今の会社が沈みかけの船なら、早々に逃げ出しましょう。

沈みかけと気づいたときが、転職のタイミングです。
ドラマならそういう奴は「卑怯な奴」とか「嫌な奴」とかの設定になっています。

しかしまさかそんなドラマに洗脳されてはいないでしょうね。

現実社会が、「逃げないで頑張っていたら、逆転勝利しました。みんな大喜びです」という会社ばかり・・・というのなら、ドラマにしても面白くありません。現実に起こらないことだからドラマになるんです。
ドラマの「格好いい奴」の真似をすると、現実の厳しいしっぺ返しを食らいます。

「余裕のある間に行動する」

これは全てにおいて超重要なタイミングです。
追い込まれてから行動を起こすのは、タイミングとしては最悪です。


10年後までの社会の状況を予測して、この業種が、この会社が、存在できるか・伸びているのかを判断してください。
このとき「逆転勝利」とか考えてはいけません。「神風が吹く」みたいなことを考えてもいけません。
テレビにあるような逆転劇は起こりません。

遅れれば遅れるほど転職は厳しくなります。
「自分の身と自分の家族は、自分で守る」と腹を決めてください

どんなに実力を持っていても、沈没する船に乗っていたら実力を発揮できないし、おそらく一緒に沈みます。
「手遅れ」というバッドタイミングにならないようにして下さい。

 

住宅購入を考えているかどうか

住宅購入する際、住宅ローンを組まればなりません。ところが勤続年数が浅いとローンを組めないことがあるのです。

色々な細い要件があるのでここでは書きません。
転職を決意する前に金融機関に相談したほうがいいです

「就職Shop」は転職活動の GPS です

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