50代・専業主婦 そろそろ仕事がしたい。お金も必要。

50代・専業主婦 そろそろ仕事がしたい。お金も必要。

50歳の専業主婦。仕事をしたいけれども、何をしたらいいのかわからない。

こういうお悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。

まず、情報収集から踏み出しましょう。

そこで、

・実際に50代で働いている人はどのくらいいるのか?
・50代が活躍している求人はどんなものがあるの?

などの情報を集めました。

今回は、50代主婦に人気のお仕事の探し方と、活躍できるお仕事をご紹介します!

また、お仕事の探し方・求人の見方・面接前に準備しておくことなど、情報を盛り込んでいます。

一緒にお仕事探し、頑張りましょう!

50代の最近の傾向

50代の場合 「パートの割合が増えています」

総務省が発表している労働力調査によると、パート労働者は近年急増しています。

特に、65歳以上のパート女性が増えたことについて、2013年4月に改定された「高年齢者雇用安定法」により、定年制度の廃止や、定年の引き上げ、継続雇用制度の導入が影響しているようです。

60代でも働いている人が増えているのです。

また、雇用形態を問わず、「共働き世帯」もグングン増えています。

特に、下記の世代で特に増加している傾向があります。


・妻が35~44歳
子どもが5歳以上になり、目が離せない期間を過ぎたので働こうという世代

・妻が55~64歳
子どもも成人し社会人として独立し始め、自分の時間ができてきたので働こうという世代


家族の形態が変わることで、生活のリズムも変化がでてきます。

パートタイムで働いて家計の足しにする方や、フルタイムで働いて貯金を増やす方など、働き方はそれぞれですが、「家庭と両立して仕事をする50代の女性が増えている」ことは間違いありません。

50代の採用率は・・・30代とほぼ同じ 。

50代なら、もう仕事がないのでは?
一般にはそういう風に言われています。しかし、実際には採用率は若い人と同じくらいなのです。

違うのは、若い人の場合、正社員だったり、長期雇用を見込んでのものだったりします。

50代になってくると、パートとか短期・中期の雇用が多くなります。
会社は、50代の人より若い人にお金をかけたいのでしょう。
若い人なら、その人に投資しても、長い期間にわたって回収できますから。

50代が注目されてるってホント?

子育て真っ只中の世代は、幼稚園児を抱えてるときに比べると、ある程度子供から手が離れたといえるでしょう。
しかし、子育てが落ち着いてきた50代にくらべると、子供に手がかかります。

その点、50代になると、一応子供は成人したりして、完全に親から離れています。
50代主婦は、時間の融通が利くのです。
会社にとってこれは非常に便利です。

50代主婦は、忙しい夕方の時間帯に働いてくれるわけです。これは、職種によっては大歓迎です。

また、人生経験が豊富な分、若年層にはない落ち着きや安定感、常識感があります。
さらに、コミュニケーション能力に長けているといった「大人としての常識や経験」があれば、最高です。

特に、年配の方と接することが多い環境や、コールセンターなど落ち着いた丁寧な対応が求められる職場では、戦力として使えます。人生経験を積み重ねてきた50代が狙うとしたら、このあたりを売り込むと良いです。

まとめて言うと、

・周囲とうまくやっていくためのコミュニケーションスキル

・お客さんや周りで働く人への気配り、接客スキル

なのです。

50代主婦には、どんなお仕事があるのでしょうか?


梱包など軽作業のお仕事

商品のチェック・放送や、引っ越しの梱包作業などでも、丁寧な対応に評価が高く集まっています。ラッピングなどでは女性ならではのセンスや細やかな作業が活かせることも。

しかし難点もあります。
いずれも時間給が安いのです。「内職に毛が生えた程度」というのが現実です。
この種の作業でスキルを磨いても、転職の時にあまり評価はされません。
どうしても、資格とか「形式のあるもの」が欲しいところです。

接客のお仕事

子育てや介護の経験がある場合、お客様に対してきめ細やかな対応が期待できます。
また、冠婚葬祭業なども礼節ある対応ができると注目が集まってきています。

飲食店などの調理補助のお仕事

長年、家族の食生活を支えてきたスキルが活かせます。また、仕事を通して料理のレパートリーが増え、家族に喜んでもらえる!という声も聞こえてきます。

また、学校給食の調理補助などは子どもと一緒に長期休暇を取れることも人気です。

個人経営の飲食店などでは食事補助やまかないがあるところも多く、お昼代が浮かせられるのも魅力のひとつです。

ファミレスなどは柔軟なシフト制を導入していることも多く、家庭との両立がしやすいというメリットもあります。

コールセンターのオペレーターのお仕事

主婦ならではのコミュニケーション能力が注目されています。
たとえばコールセンターです。
若い人にはない、落ち着いた対応や、きちんとした言葉使いに好印象を持たれます。

保険や金融、不動産のセールスのお仕事

人生経験からの具体的なアドバイスや、説得力のある話ができると注目されています。

例えば、不動産の賃貸営業などでは

・近くにすぐに行ける病院があるか、スーパーとの距離や品ぞろえなど、ちょっとした街の情報

・新しい室内設備の使い方と魅力、懸念点

など、主婦ならではの観点から環境や設備についてのコメントをすることでお客さんに喜んでもらえます。
これで、宅地建物取引主任の資格を持っていれば、言うことなしです。

 

介護のお仕事

介護を受ける方からも、孫以上に年齢が離れている若者よりも話がしやすい、話題が合って楽しい、などの面もあるようです。

パート保育士のお仕事

子育て経験がスキルとして発揮できます。
その点で、幅広い年代で主婦に人気のお仕事です。

最近では保育園や学童などでパート職員も増えつつあります。
保育士のサポートをするパートなどであれば、資格・経験が不問な場合もあります。

なお、保育士の資格はそれほど苦労することなく取得できます。

清掃のお仕事

「女性ならではの細やかさで掃除してもらえる」と喜ばれるお仕事です。
ホテルの清掃などでは、短時間で働けるところも結構多いです。

また、接客業務のように人と接するのは得意ではないかたでも、丁寧に仕事をすすめるのが得意なら、働きやすいでしょう。

家事代行のお仕事

清掃や調理、アイロンがけなど、日頃の家事能力が活かせます。

また、短時間で業務を受けることが多いので、家庭やプライベートと両立したい主婦に人気です。

「共働き世帯」や「独り暮らしの高齢者」が家事代行をお願いするようです。
需要は、これからさらに高まっていくでしょう。

受付のお仕事

カルチャーセンターなど、同じ主婦や年配者が多く集まる施設の受付でも50代が活躍しています。
また、マンションコンシェルジュなど、居住者のサポートをする受付でも主婦が活躍しています。
病院の受付など、資格・経験不要なお仕事も人気を集めています。

さまざまな職種で、50代が活躍していますよ!

求人サイトによっては「50代が既に活躍している職場」を絞って探すこともできます。

パートを始めて困ったこと・戸惑ったことは?

・上司や同僚が年下ばかり

特に上司が年下の場合、気を使って指示をもらうだけで疲れてしまう…ということもあるようです。

年齢は年下かもしれませんが、仕事は仕事です。そのあたりは意識してキチンとした方が良いようです。

 

・システムや機器が使えない

昔使っていたから…と思い復職したけど、今の端末・ソフトが使いこなせなくて苦労した、といった声がよく聞こえてきます。

スーパーのレジでもタッチパネルになっていたり、進化を遂げている時代です。

ブランクが長い場合、最近の機器やソフトを使う事にどうしても最初は戸惑うもの。できればパソコンやタブレットを使うなど、IT機器に慣れておきましょう。

職探しの仕方を、具体的に書きます。

まず、希望の働き方を明確にしよう!

さて、次に「どんなお仕事をさがしたらいいか?」を考えるときの要領を書きます。

頭の中で想像するだけでは、考えがまとまりません。
必ず言葉にして、書くことです。書けないときには考えがまだ深まっていないと思って下さい。

1.「こういう風に働きたいな」という情景を思い浮かべて下さい。それを文字化します。そして、「希望の条件」という形にまとめていきます。

2.絶対に譲れない条件と、「少しなら譲っても良いかな」という条件とに分けます。

3.それぞれ優先順位をつけておきましょう。

希望の条件がぱっと浮かばない!という方は、下のことをヒントに考えて下さい。

<就業条件>

・就業日数

・就業曜日

・勤務時間帯

・収入

・家から職場までの通勤時間

・仕事の内容

・服装が自由で自転車通勤ができること

など。

特に、「いくら必要なのか?」は、しっかりと整理しておきましょう。

また、配偶者控除を受けたいか、社会保険に加入したいか、は確認しておくようにしましょう。

 

いざ、お仕事探し! 求人の見方のコツ

お仕事を実際に探す際、求人を見るコツがあります。

まず、求人に「50代を募集!」とハッキリと明記されているとわかりやすくて便利なのですが、
そのように求人に書いてはいけないことになっています。年齢制限はダメなのです。
そのため、どの企業が50代を求めているのかわかりにくいのです。

次のような言葉が入っていれば、50代でも受け入れてくれる可能性が大きいです。

「主婦が活躍している」

「50代が活躍している」

「年齢不問」

などのワードが入っているか?をチェックするようにしましょう。

 

おすすめのパート探しのツールと、求人サイト

お仕事の探し方としては、下記の4つが挙げられます。

それぞれメリット・デメリットを1つずつあげてご紹介します。


・ハローワーク(公共職業安定所・職安)

メリット:自宅でインターネットがが見られなくても、ハローワークのパソコンで検索できる。

デメリット:原則、近くのハローワークに行く必要がある。ハローワークへの登録が必要。

・求人サイト

メリット:いつでもどこでも求人情報が見られる&応募できる。情報量が圧倒的に多く、旬の情報が掲載されている。

デメリット:情報量が多すぎて、希望のお仕事を見つけるための絞り込みスキルが必要。

・折込チラシ、フリーペーパー

メリット:地域密着の情報に特化しているので、近隣の仕事が見つかりやすい。

デメリット:募集人数が少ない求人も多いので、地域や仕事内容によっては倍率が高くなることも。

・派遣会社

メリット:オフィスワークなど、経験やスキル、資格を活かした仕事に出会える可能性が高い。

デメリット:応募するのに必須の経験やスキル、資格などが求められるため、応募条件のハードルが高い傾向がある。

・徒歩で探す

メリット:よく行くエリアでお仕事が見つけられる。職場の雰囲気やどんな人が働いているか面接前に確認できる。

デメリット:お仕事をしたい時に募集しているとは限らないので、求人が出るまで待つことも多い。

転職エージェント

応募したいお仕事があったら…「3つ」は応募しよう!

お仕事が決まった人は、1つずつ結果を待つよりも、平行して選考を受けています。
また、選考に進んだ方の多くが、応募する時に必ず志望動機、職歴を入力しています。

多くの方がお仕事に応募するのですから、スタートからきちんと情報が入力されているとアピールにもつながります。

応募した後のステップは?

履歴書を作る

パートの採用では履歴書不要というお仕事も増えていますが、やはり面接時には履歴書を持参してください、という企業はまだまだ多いもの。

特に悩みがちなのが、「志望動機」ではないでしょうか。上手な志望動機の書き方にも、いくつかコツがあります。

たとえば、

・面接官が何を聞きたいと思っているか?を先読みする

・求人情報からヒントを見つける

がわかっていると、志望動機はグンと魅力的になります。

下記に詳しくまとめているので、よろしければ読んでみてください。

電話で応募する

直接求人先の企業へ電話をかけて応募をする場合、「電話のビジネスマナー」をキチンとして下さい。。

日常生活の電話とは少し異なります。

これを攻略するのは準備と練習が何よりも大切です。
特にオフィスワークを希望される方は、イメージトレーニングなどをしてから臨んでみてください。

面接の服装

いざ面接に進んだら、頭をよぎる悩みの1つに「何を着ていこう?」と服装の懸念が出てきます。
スーツが良いの?パートなんだからカジュアルな普段着でOK?と悩む方も多いのではないでしょうか。

人の印象は3秒で決まる、とも言われるほど大切なことです。
第一印象は清潔感があり、きちんとして見えるにこしたことはありません。
基本はスーツ、もし持っていなくてもジャケットが合う服装で臨むと良いでしょう。

また、服装以外にも意外と見落としがちなのが、カバンなどの持ち物や、当日履いていく靴も大切です。

一言で言うなら、「やや保守的」な感じに仕上げることです。
服装もとても大事ですが、何よりも大切なのは話す内容。

とくに、「50代の落ち着き」、「経験の豊富さ」、「丁寧な受け答え」で自分をアピールすることを、意識してみてくださいね。

まとめ

50代女性がお仕事を探すにあたって、もう50代だし…と年齢を気にされる方もいますが、「50代だからこそ発揮できる強み」もたくさんあります。

長く家庭に入っていたとしても、経験していることはたくさんあります。自分の強み、得意なことを洗い出してみましょう!何よりも大切なことは、お仕事が決まるまでの準備をしっかりとすること。

準備をしっかりとして、これからお仕事をしていきたいと思う熱意をしっかりと伝えましょう。万全の態勢で臨めば、いい結果が待っています。

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