資格、欲しくありませんか? 合格したくありませんか?
皆さんは「資格があったらいいな」とは思いませんか。
就職するにしろ、転職するにしろ、資格があればかなり有利になります。
国家資格の場合には、国が「それだけの実力がある」ということを保証しているわけです。
面接官にしても「これだけの資格を持っているんだから採用したのだ」と、会社に対して正当な言い訳ができます。
仮に、少々おかしな人を採用したとしても・・・です。
資格を持っているということは非常に強いです。
だから、
資格は、取れるものなら取っておいた方がいい!
そういうことはわかっている。
しかし
「資格試験に合格するほどの勉強時間が私にはない」
「今、会社で働いているし、ギリギリの状態だ。とても合格できる余裕はない。」
主婦の方なら
「家事っていうのは、たくさん時間がとられる。まとまった時間がとれるはずがない。合格なんて出来ない。」
子育て中なら
「資格は欲しいよ。でもこの状況では、とてもじゃないけれど、そんな気持ちにならない。やっても合格なんて出来ない。無理 無理!」
そう思うでしょうね。わかります。非常によくわかります。
しかし、あえて言わせてもらいます。
「全て言い訳です。言い訳してる限りは資格試験に合格は出来ません」
また
「スキルアップを狙うこともできません」
この際そういう言い訳なしで考えてみましょう。とにかく「資格を取るんだ! 合格するんだ!」ということで考えてみましょう。
そうすれば必ず資格を取る道が開けてきます。実際 合格する道はあるのです。
ただ「気づいていないだけ」です。
あるいは「気づいてても、面倒だし、しんどいし、そのやり方はやめたいな」と、そう思っているだけです。
具体的なところを、今から書いていきます
さて今回は、「資格試験に合格するために 必要な2つのこと」を紹介します。
司法試験とか、公認会計士とかのように超一流の国家試験にチャレンジするには、これだけでは不十分です。
しかし、そこまででなければ、この2つを守れば、「合格」します。「一番で合格」する必要はありませんからね。
勉強時間の作り方は、別の記事で紹介します。
いつも通り、先に結論を伝えてしまいます。
★ 手を動かすこと
★ 頭を働かすこと
この2つは欠かせません。
「努力してる割には、実力がつかない」人がいます。
「います」と言うより、「相当多い」といったほうが正確です。
よく観察すると、ほぼ同じ様な勉強の仕方(取り組み方)をしています。
手を動かしません。
ただただ 本を読むだけです。或いは「眺める」と言った方がいいのでしょうか。これでは理解もしっかりしませんし、記憶にも残りません。
こうするんです。
紙を目の前に置いて、読んだところまでを図解します。サブノートを作るわけではありません。
できるだけシステム図になるように図解します。きれいに書く必要は全くありません。ぐちゃぐちゃでいいんです。自分がわかればいいのです。
サラサラと書けるところまで繰り返します。最初は「そんなに覚えられない」と思うかもしれません。しかしやってみれば意外と記憶できるものです。
手を動かすということになれば、かなり時間がかかりそうな気がするのですが、サブノートを作るわけではないので大して時間はかかりません。
目で見えるようになるわけですから、頭の中だけで考えて堂々巡りをするだけという非効率的なことは避けられます。手を動かすことで、思ったよりずっと短い時間で考えがまとまります。
頭を働かせていません
真面目な人が多いです。本当に「くそ真面目!」
「穴を掘れ!」と言われたら、「はい!」といって、ただひたすら穴を掘っているようなものです。
「前へ進め!」と言われたら、前に川があっても前に進むような勉強姿勢です。
「そんな奴はおらんやろ」と思うかも知れませんね。
でも、勉強への取り組み方では、たくさんいます。
まぁ、勉強では、前に進んでも溺れ死んだりはしませんからね。
それに、「勉強の取り組み方」なんてものは、穴とか川とか崖とか壁とかのように見えるものではありません。
ですから、なかなか気がつかないのです。
さてさて、再度書きますが、「資格試験に合格するための不変のルール」は、上に書いた2つのことです。
昔から、多くの人が経験の中から見つけてきたルールです
完璧すぎるほど「実証済み」です。
例えば、
「塾でも学校でも、そして資格スクールでも、先生が黒板に書いたことを 真面目にノートに写しています。でも、成績が上がりません」という相談を受けます。
しかし、頭を働かせていますか?
「なるほどね」と納得しながら写していますか?
もしあなたがそうでないなら、ノートを写しているのは、スマホで写真撮るのと同じです。
「でも、考えながら写してたら、追いつかない」というかも知れません。
たしかにそういうスピーディな授業もあるでしょう。また、頭の回転が速い人は、「次々と疑問点が生じてきて、その疑問に引きずられて、ついていけなくなる」ということもあるでしょう。
そういう場合には、とりあえず写すだけでもかまいません。横に小さく疑問点をメモしておきましょう。
大切なのは、家に帰ってからです。
丁寧に、ノートを見直してしっかり「頭を働かせて」下さい。
なお、ノートをとっただけで、「勉強したつもりになってる」人が多いです。
そういう人は早く自分で気がつかないと、何時までも「真面目に勉強して、全然実力がつかない」という悲惨なことになります。
「頭の働かせ方がわからない」?
結論だけ伝えます。
★「なぜ?」と考えながら読みましょう。
★「要するにどういうこと?」を、意識しましょう。
というわけで、まとめます。
資格試験に合格したいのなら、
★手を動かす
★頭を働かす
この「両方」が必要です。
頭を働かすとは、
★「なぜ?」を考えること
★「要するに」を考えること
これだけです。
細かいテクニックは山ほどあります。これから色々な記事の中でそれらも紹介します。
しかし、この2つをおろそかにして細かいテクニックに走っても、ろくなことはありません。