ブラック病院の特徴・・・転職先に選んではいけません
あなたは今の病院に洗脳されていませんか
仕事がきつい!
でも先輩から「看護の仕事はきついのが当たり前! 3年間は我慢して乗り越えなさい」と言われました。
師長から「ここで働けないようなら、他の病院へ行っても使い物にならない」と言われました。
「辞めたい」って言ったら「あなた、担当してる患者さんを見捨てるの」と言われました。
だから「そうなのかな・・・」と思って我慢してきました。
体力・気力の続く限り、頑張ってきました。
だけど、もう限界!です
考えてみたら、知らないうちにいなくなった看護師さんがいっぱいいるじゃないの。私は日々の仕事に追われて周りが見えていなかった。先輩や師長の言葉を信じて「辞めた人たちはダメな人だ」と思っていた。
だけど、あの辞めていった人たちが ”まとも” だったのかもしれない。
私は「真面目なお人好しだっただけ」なのかもしれない。
今、転職を本気で考えているんだけれども、転職先がブラック病院だったら同じことの繰り返しになる。だからブラック病院が醸し出すサインを調べてみました。自分の病院に当てハメながらまとめてみました。
もし役に立ちそうだと思ったら、参考にしてください。
ブラック病院が醸し出すブラックのサイン
求人票と実際の労働条件が、ズレている
面接時の話と実際とがあまりにもズレているとき、ブラックを疑うべきです。ブラックだなと思ったら、すぐに転職の準備に入ってください。
ブラックにいてもスキルは身につきません。それどころか、ブラックの仕事の仕方が身についてしまいます。手抜きの仕方を看護師なりたての3年間で覚えてどうするんでしょうか。雑な仕事ぶりが身についたら困ります。
よくあるズレは残業時間です。
タイムカードに記録されている残業時間はゼロかもしれません。
しかし定時にタイムカードを押させて、それから残りの仕事をさせたりしたら、サービス残業の強制です。
ブラック病院では「当然だろ!」という雰囲気でやらせています。
年間休日数も、なし崩し的に少なくされています。
求人広告で特に見落とされてしまうのが「諸手当」という部分です。
給与の記載の中に「・・・ 諸手当を含む・・・」と何気なく書かれています。
この諸手当には「住宅手当」や「皆勤手当」「児童手当」などいろいろなものが含まれている可能性があります。
もしそれらが含まれているとしたら、給与○○万円というのは相当割り引いて考えないといけません。
多くの応募者は求人票をそこまで見ません。
そして実際に給料をもらった時に、「あれ随分少ない」と驚くのです。
また,
こういうこともあります
毎日、患者に対する情報を収集しなければなりませんが、その時間は「仕事の時間には含まれない」というのです。
つまり「定刻より早く来て収集しなさい」というわけです。「無給」だそうです。
有給休暇が取りにくい
面接時の説明の中で教えてもらった有給休暇ですが、「有給休暇を取るな」という無言の圧力をかけてくる時があります。当病院としては「とってもいいですよ」です。「どうしてもとる」言うなら、「今後どうなるか わかっているやろな」なんです。
「他の仲間は、君よりずっと少ない日数で頑張っているんだよ」とか「君が休めば他の仲間が忙しくなるんだけどね」のような言い方をします。結局、「有給を取りづらいので諦める」を待っています。
有給の取得理由に制限をしてくる時もあります。
「この忙しい時に『友達と旅行するから』休むの? 君がいないと仕事が回らないんだ」
パワハラ・いじめが横行。高圧的に接する上司
転職しようと思っている病院に、ちょっと行ってみましょう。
そこで、働いている看護師の顔、雰囲気を良く観察します。
暗いムードが漂っていればブラックの可能性が高いです。
またナースステーションの中から大きな声が聞こえてきたら。パワハラとか高圧的上司が横行しているかもしれません。
要注意です
掃除が行き届いているか? カルテなど書類が整理されているか?
まず見るのは「トイレ」です。きれいになっているでしょうか
廊下や病室の場合、隅を見てください。
雑な人なら四角い部屋を丸く廃棄ますから隅にゴミが残っています。
これは、働いている人がいい加減な性格だということもありますが、それ以上に「人手不足」が原因になっています。
「忙しくてそこまで気が回らない」というわけです。
同様のことは「看護」という最優先の仕事においても、ありえます。
常に求人広告を出している
これが最も調べやすく、分かりやすいサインです。
常に求人広告を出している理由は簡単です。「辞める人が多いから」です。「○○病院 / 看護師 / 求人」で検索をかけてください。どの大手の求人サイトにも求人をだしていたら、「辞める人が多い」とすぐにわかります。
またパート勤務の募集人数がやたらと多い場合、「とにかく人が欲しい。夜勤できなくても構わないから」という病院の真意が見て取れます。
「パート勤務急募 / 大量募集」で検索すると、すぐにわかります。
「手当のつかない」「時間外勉強会の強制」がある
時間外勉強会をするのは良いことなのです。看護レベルを上げるのは大切なことです。
また、人間は安易に流れやすいので、ある程度の強制があるのも当然です。
ただ時間外である以上「その手当」は出さねばなりません。
なお「自由参加」と書いてあっても、事実上強制参加ということもあります。
前述しましたが、勉強会を維持し各看護師のレベルを上げ、ひいては病院の医療レベルを上げる」ためにはそれなりの強制は必要でしょう。だから「強制だからすぐブラックだ」と判断するのは行き過ぎでしょう。
むしろ「相応の手当てが出されているか」が判断のポイントになります
退職を申し出た時、拒否される
拒否されても退職すれば、それで終了なのですが、後々のいろんな手続き・書類の問題があります。
できれば綺麗に退職したいです。
口コミ等で調べたらわかるかもしれません。
ただ口コミはそのまま信じてはいけません。書き込んだ人の感情により、実際より相当に変形しています。
「火のないところに煙は立たず」ぐらいの気持ちで受け止めるのが、ちょうどいいでしょう。
ブラック病院かどうかの判断は難しい
前述のようなサインが見られれば、ブラックの可能性が高いです。しかしその徴候が微妙なことが多いです。
そうなると、ハローワークなどでは、危なくてその病院を転職先に決めていいものか心配になります。
そんな時、心強いのが転職エージェントです。
転職の専門家がブラックではない病院を紹介してくれます。
それだけではありません。「非公開求人」という一般には公開されていないおいしい求人を紹介してくれたりもするのです。
転職エージェントへの登録は、「無料」です。
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